映画日記「インシディアス(原題:Insidious)」

「ソウ」シリーズ「ジェームズ・ワン」監督の「インシディアス」
「インシディアス」

デビュー作「ソウ」で度肝を抜いた「ジェームズ・ワン」監督の「インシディアス」見てきました!

データ

監督 ジェームズ・ワン
配給 アメリカ フィルム・ディストリクト
     日本 ショウゲート
出演者 パトリック・ウィルソン

あらすじ

ジョシュとルネの夫婦は3人の子とともに新居に引っ越してから、屋根裏から物音がするなどといった怪奇現象に見舞われた。そんなある日、長男のダルトンが梯子から落ちて昏睡した。しかし、ダルトンの身体に異常はなく、昏睡の原因ははっきりしなかった。 この新居が呪われていると考えた夫妻は別の家に引っ越すも、怪奇現象はおさまらず、霊媒師や牧師に依頼しても事態は悪化していく一方だった。WikiPediaより引用

所感

これは、ここ最近でちょっと別の意味で度肝を抜かれたかもしれません。
予告だけみると

ちょっと怖そうな映画にみえるけど 
これは、僕思うにギャグ映画だと思います。 

お話はよくある、家の中でたくさん変なこと起こるから 
いろいろ考えて霊能者呼んでみました。 
みたいな話で 、序盤はね、ちゃんと作ってるの。 
よくあるパターンの話やけど、丁寧で好感がもてるのね。 

でねおかしくなるのは、中盤から。 
よくこの手のオカルトとホラーの境目映画って 
その現象を起こす対象(幽霊か悪魔かそういうの) 
あんまりちゃんとでてこーへんねんけど 
この映画、超斬新! 
はっきりでてきます。 
はっきりでてきすぎるから、ただのおっさんとかおばさんにしか見えへんねん。 
まあ、しらんおっさんおばさんが家におったら人間でもそれはそれで怖いけど・・・ 

なんかね、夏になったらよく遊園地でやる役者とかがお化けになってる 
幽霊屋敷。あのノリね。 

ほんで、お話のキーになってる老婆の幽霊がおるんだけど 
これどうみてもおっさんにしかみえんのよ。 
新世界から日本橋にかけて、深夜きたいないおかまが多数徘徊していて 
家帰るときに、よく遭遇するねんけど 
これとよくにてる。 

あとで、製作秘話みたいなのみてたら 
「不気味さを演出するために男を使ってみました」 
って・・・ 
ちゅうか、やっぱおっさんかい!! 

ほんで後半は、てんやわんやのお祭り騒ぎ。 
ドリフの幽霊ネタを思い出す感じ。 
なんかもう、絶対この人ら怖がらせようとしてない! 
絶対あそんでるよ、この製作陣!↓ 

まばたきに不協和音つけたりして、どういうこと!

もうむちゃくちゃなノリの映画でしたが、
不思議と損した感はありませんでした。
(「パラノーマルアクティビティ」のときは金返せ!って思ったけど)

なんなんだろこの映画。
わけわからんけど、深く心に残る。
そんな映画でした。

まあ、皆に薦めるとおこられそうなので薦めませんが、
(実際一緒に見に行った人は怒ってました。)
駄目映画に愛があるかたは
みてみると新たな世界が広がるかもしれません。

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