映画日記「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」


やられました。
久々のスカ。
予告とレビューにつられて見にいきましたが
んだこれ!

あらすじ

ふとしたきっかけで超人的なパワーを身につけたチンピラのエンツォは、世話になっていたオヤジが殺され、アニメ「鋼鉄ジーグ」の熱狂的なファンである娘のアレッシアの面倒を見る羽目になる。超人的な能力を持つエンツォを「ジーグ」の主人公である司馬宙とダブらせて慕うアレッシアを前に、パワーを私利私欲のために使っていたエンツォは、彼女を守るため正義に目覚め、互いにほのかな愛情が芽生えていく。そんな2人の前に、闇の組織のリーダー、ジンガロが立ちはだかる。

所感

もともと、単館系の映画なんで
ハリウッドライクなものは望んでないし、期待値は大きくさげてみに行ってます。
こういう映画には、荒削りな何か響いてくる一か所を期待していくのに
うーむ。響くところはありませんでした。

面白くないなら、面白くないで「デビルマン」や「北京原人」みたく
なにかぶっとんだ、振り切れたものがあればよかったのになー。
(ってこれどこかで同じこと呟いたなーと思ったら「女ドラゴン」の記事でした。)

内容は、最近流行りの小汚いリアルヒーローものを
イタリアでローバジェットでつくったらこんな感じになりました的な感じ。
「レオン」+「アンブレイカブル」っぽいのをイメージしてたんだけど・・・

主役は、ジャンレノっぽいコソ泥。
そんな彼が、ふとしたことから超人的な能力を身につける。
最初は、ATMをぶっ壊したりと、やりたいほうだいなんだけど、
諸々あって、病んだヒロインになつかれます。

この病みヒロインを守るべく厚生していくのかしないのか?
お話はそんな感じです。

ちなみに、このヒロインが狂ったように(実際に狂ってますが・・・)
夢中になってるが、日本のアニメ「鋼鉄ジーグ」。
身体を張って守ってくれる彼を、
彼女は「鋼鉄ジーグ」と重ねていくようになる・・
ということからこんなタイトルなんですが、
この点がゆういつ興味深かった点かな。
(タイトルのせいで出オチ的になってますが・・)


うっすらと誰かのおさがりで、おもちゃが家にあったのは覚えてますが、
正直アラフォーの僕ですら、見た記憶はありません。
こんな古いアニメが、今更イタリアで流れて、流行ってるというのは
面白いですよね。

けど、同時こういうの今頃流行ってるくらいの
センスでこの映画も作られてるのかなーとも思いました。

あと、エンドロールは鋼鉄ジーグのイタリア吹き替えソングでした。
そんで、その時気づいたんだけど
これ2015年の作品みたいなのね。
なんでこんなん、今頃わざわざ持ってきてん!
って、一緒に見ていた友人と同時に突っ込みました!


ということで、皆さん是非見て下さい!!

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