映画日記「バース・オブ・ザ・ドラゴン」 原題:Birth of the Dragon

「バース・オブ・ザ・ドラゴン」
渡米した「ブルースー・リー」と少林拳の僧侶「ウォン・ジャック・マン」との戦いを描いた伝記的映画「バース・オブ・ザ・ドラゴン」見てきました!

作品紹介

予告


あらすじ

1964年、サンフランシスコ。若き武道家ブルース・リー(フィリップ・ン)は、香港で学んだ実践的な中国武術<詠春拳>を世界に広めようと、欧米人の門下生に指導しながらアクションスターの道を歩み始めていた。
そんな中、有名な<少林拳>の僧侶として知られるウォン・ジャックマン(シア・ユイ)が、アメリカのクンフーを視察しにやってくる。リーはたちまちウォンに対抗意識を燃やし、クンフーマスターの頂点の座をかけた決闘を申し込んだ。ウォンはリーの技術を高く評価する一方、
勝負よりも己の修練が重要だと考えていたため、リーの申し出を拒否する。しかし、ある事件をきっかけに二人は拳を交わし、ルールも時間制限もない、クンフーの歴史を変える死闘へと突入していく──!!(出典:Amazon)

所感

ブルース・リーの伝記的な映画は、以前「ドラゴン/ブルース・リー物語」という映画があり、こちらもよくできてましたが
「ドラゴン/ブルース・リー物語」
「ドラゴン/ブルース・リー物語」
今回の「バース・オブ・ザ・ドラゴン」もなかなかのできだと思います。
また、いい意味で裏切られた映画でした!
というのも、ブルース・リーが主役というわけではなく、お話は彼の弟子のひとりである「マッキー」と渡米してきた少林寺の僧侶「ウォン・ジャック・マン」にフォーカスされているんです。

お話的にもブルース・リーがアメリカにわたって、テレビシリーズ「グリーンホーネット」
  「グリーンホーネット」
の役をつかむ直前という時代設定で、有名になりはじめた彼はすごく傲慢な人間として描かれてます。
この「ウォン・ジャック・マン」との対決自体は事実らしいのですが、どうもいろいろみてると、勝敗に関する言い分が両社食い違っていてブルース・リーの遺族はこの映画を認めない的な発言をしているようですね。
その辺興味ある方はこの辺の記事や、もろもろググってみて下さい。

ちょっと残念なのは、ドラマを中心においているせいか、肝心なカンフーシーンがちょっとあっさりという感が・・・
カンフーアクションを期待してみると、ちょっと肩透かしに合うかもしれません。

映画の描かれ方が本当かどうかわかりませんが、そこは考えなければそこそこ楽しめる一本だと思います!

まったくどうでもいい話だけど、今作の「ブルース・リー」の役者さん「フィリップ・ン」さんらしいんだけど、「ン」っていう名前もあるんやねー。

作品詳細

データ

  • 原題 Birth of the Dragon  
  • 製作年 2016年
  • 製作国 中国・カナダ・アメリカ合作
  • 上映時間 96分

スタッフ

監督 ジョージ・ノルフィ
キャスト
 シア・ユイ ウォン・ジャック・マン
 フィリップ・ン ブルース・リー


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