映画日記「ジュピターズ・ムーン」

なんやよーわからんけど、兄ちゃんが空飛んでるハンガリー・ドイツ合作映画「ジュピターズ・ムーン」見てきました!

あらすじ

父とともに祖国シリアを逃れハンガリーを目指す少年アリアンは、混乱の中で父とはぐれ、国境を越えようとしたところを国境警備隊の男ラズロに銃撃されてしまう。瀕死の重傷を負ったアリアンは、難民キャンプで働く医師シュテルンのもとへ運び込まれる。医療ミスで患者を死亡させた過去を持つシュテルンは訴訟を取り下げてもらうために大金を必要としており、恋人ベラと共謀して違法に難民を逃して金を稼いでいた。シュテルンの診察を受けたアリアンは体調の異変を訴え、シュテルンの目の前で重力を操って浮遊してみせる。成り行きからアリアンを連れて難民キャンプを後にしたシュテルンは、アリアンの能力を金儲けに利用しようと思いつくが……。

所感

うーん、難解。
おそらく難民問題も意識した社会派で、美しい音楽や映像で魅せるアーティスティックな作品にしたかったのだろうと思いますが、どちらでもいいんだけど、まず長い!というか長く感じる。

もうちょっとテンポよくまとめられないんかなーと。
とにかく、展開がたるすぎて眠気を誘います。

それと宙をまう男の意味が分からない。それでどうしたいねん、何が言いたいねんという感じ。正直なところ、このストーリーで宙を舞う必要性がまったくわかりませんでした。

あと、圧倒的な映像美みたいな文句ですが、ローバジェットなのであたりまえですが
「インセプション」や「ドクターストレンジ」の足元にもおよばないので
見る場合は、宣伝文句に煽れず、ハードルを低くして鑑賞しましょう。
普通に飛んで、必要以上にカメラが回ってるだけです。

いろいろたるすぎて、監督が伝えたいメッセージやテーマ性というものがまったく伝わってきませんでした(きっとあるんでしょうけど)。

なので、題名の意味もよくわかりませんでした!
だれか教えて、なんで「木星の星(ジュピターズ・ムーン)」なん?!

ただ、私は未見ですが前作の「ホワイトゴッド」という作品の評価は高いようですし、設定や奇抜さは評価できるので監督の次作に期待します!
もうちょっとテンポええ感じにして下さい!

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