映画日記「トレイン・ミッション」(原題「THE COMMUTER」)


「96時間」シリーズで大暴れお父さんがいたについたリーアム・ニーソンも御年65才!
でもまだまだ暴れたりないようで、今回も疑心暗鬼全開で暴れてくれる「トレイン・ミッション」見てきました!

作品紹介

予告

あらすじ

10年間勤めてきた保険会社を、60歳で突如リストラされた会社員のマイケル。いつもの通勤電車で帰路につき、常連客に挨拶しながらも、頭の中は住宅ローンと息子の学費のことでいっぱいだ。そんな彼の前に見知らぬ女が座り、「乗客の中から、ある重要な荷物を持った人物を捜して欲しい」と持ちかける。ヒントは3つ。常連客ではなく、終着駅で降りる、プリンと名乗る乗客。高額な報酬に抗えず、元警官の経験を生かし捜し始めるが、駅の数だけ仕掛けられた罠に深まる謎、さらには、妻と息子が人質に取られたことを知る。やがてプリンが、国家をも揺るがす重大事件の目撃者であることを突き止め、ようやく6人にまで絞り込んだ時、巧妙に仕組まれていた恐るべき陰謀が明かされる。
(出典:Amazon)

所感


リーアム・ニーソンって、「96時間」のイメージが強すぎて、いつも大切な人を人質に取られてて、正体不明の敵に脅されてて、疑心暗鬼になっている気がします。

さて今作の「ジャウム・コレット=セラ」監督、「アンノウン」「フライトゲーム」「ラン・オールナイト」に続いて「リーアム・ニーソン」と4度目のタックらしく(「96時間」は「トランスポーター」の「ピエール・モレル」)、なるほどどおりで同じ疑心暗鬼系映画なわけです。
このまえの「フライトゲーム」でも似たような感じでしたが、今回は舞台を飛行機から列車へと移し、終点までの時間をタイムリミットとしてある人物を探すという仕事をさせられます。
ちなみに彼の職業は保険会社社員ですが、そこは「リーアム・ニーソン」当然のごとく「元警官」という設定が入ってます(完全に暴れフラグ!)。

今作の興味深い点は、舞台となる列車が「オリエント急行」のような長距離列車ではなく、原題「The Commuter」にもあるように「通勤列車」な点です。だいたいが顔見知りで、その実お互いのことを何もしらない。そして終点までという短い時間制限。これらの要素が、物語をいい感じにミスディレクションし、スピーディー(これ大事!)に展開させてくれます。

王道的アクションサスペンスで、逆にいうとよくある話の集大成的なとこもありますが、完成度は高く大満足でした。
「フライトゲーム」ではいろいろ無理があるとを感じた人も、今作はもっと楽しめると思います。

さて今回気になった俳優さんは、ラストでダチョウ倶楽部の「俺も俺も」的展開になる部分があるのですが、ここで落ちを演じる乗務員訳の人。物語の合間でも特に展開にかかわる重要ではないわき役なのですが、なんかコミカルで面白いです。見た目は優男風、でもしゃべると甲高いコメディ声。シリアスな場面でちょこちょこ笑わしてくれます。ただ、この人wikiとかのキャスト一覧とかにものってないんですよねー。
誰か名前わかる人いたら教えて下さい!


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